自分ではターゲット方向にスクエアに構えているつもりでも、無意識のうちにフェースがかぶったり、開いている…悪いクセがなかなか治らない。そんな悩みを解決してくれるグッズを見つけました。強力な磁石でアイアンのクラブフェースにくっつけて、アドレスすると、クラブフェースがどの方向を向いているのか、一目でわかります。そのままスイングはできないのですが、ゆっくりとした動きでスイングの動きをチェックできるので、フェースの動きを意識した練習ができます。
強力な磁石でフェース面にしっかりくっつくのでフェースの動きを確認できる
『ダイヤ打ち出し角マスター』は、アイアンのクラブフェースに取り付けて、棒の向きでフェース向きをチェックできるアイテムです。伸縮する棒がフェースの向きを示し、正しい打ち出し方向を確認することができます。
フェースにくっつく円部分が磁石になっているので、アイアンやウェッジのフェース面にくっつけることができます。この磁石、かなり強力でしっかりとくっついてズレません。通常のスピードでのスイングはできませんが、スローモーションのようにバックスイングからトップ、インパクト、フォローの動きを確認することは可能なので、フェース向きを意識したスイングチェックができます。
一番、意識しやすいのは、アドレス時のフェース向き。正しい打ち出し方向を向いているかを確認できるようになっています。棒の部分は最短17cm~最長28cmまで伸縮します。長さが変更できることで、クラブの種類ごとに異なるフェースの向きが一目でわかります。また、打ち出し角度のチェックも同時にできるので、低い球を打ちたいときと高い球を打ちたいときのアドレスの取り方も確認できました。
私はウェッジショットが左に引っかけ気味に飛び出すことが多いのですが、チェックしてみたら、やはりフェースを左に向けていたことがわかりました。ロフトの多いクラブほど、その傾向が強くなるようなので、フェースの向きをターゲット方向に合わせてから、アドレスをとるように心がけてみると、ボール位置も変わってきて、引っかけはもちろん、それ以外のミスも減ってきたと感じられました。
『ダイヤスイングパスチェッカー』との併せ技もアリ!
アイアンやウェッジと書きましたが、他のクラブも試してみると、ドライバーやフェアウェイウッドはダメでしたが、ステンレスヘッドのユーティリティは、がっつりくっついてくれました。ユーティリティもフェースがかぶりやすかったりしたので、こちらもアドレスから気をつけるようになりました。
フェース向きの意識とともに、バックスイングを上げていく方向も確認したかったので、前回、紹介した『ダイヤスイングパスチェッカー』とともに使ってみました。ラインに沿って、テークバックしていく中で、フェースの向きがどうなっているのかを確認していくことで、自分が理想とするトップオブスイングまでどんな風にクラブをあげていけばいいのか意識しやすくなりました。
スローモーションで動かそうとすると、どうしても手だけであげてしまうので、肩から始動することを意識しながら、フェース向きを確認していきました。ブレのないバックスイングがナイスショットに結びつくと思うので、身体にクラブの動きをしみつかせていくことが大事だと感じられました。
とはいえ「覚えた!」と思っても、実際にコースに行くと、フェース向きのことなど忘れてしまいやすいのですが(笑) でも、意識を持つと持たないとでは大違い。自分の球の飛び出す方向を確認して、またまた引っ掛けが出ているようなら『ダイヤ打ち出し角マスター』を装着したときにどんな風に構えていたかを思い出して、フェースの向きをターゲット方向に合わせてから、アドレスをとるようにしていきたいと思います。
▼【商品ページ】ダイヤ打ち出し角マスター