ゴルフ練習器具2023.04.27

アプローチショットの練習にも対応できる音が鳴るタイプの練習器具

振るタイプの練習器具はいろいろありますが、正しく振れているのか、ときどき不安になりますよね。でも、多くの女子ツアー選手も使っているというインパクトゾーンで音が鳴る練習器具は、音でスイングの良し悪しを確認できるから、動画撮影などしなくても、正しい身体の使い方ができているのかがわかるので、私も楽しみながら使っていました。そんな練習器具を進化させたバージョンが発売されたとのこと。ヘッドスピード10m/sから対応できるそうなので、アプローチショットの練習にも使えちゃうアイテムです。

テイクバックよりもフォロースルーに意識が向く

進化した音が鳴る練習器具は「ダイヤスイングVS」という商品です。多くのプロゴルファーにも評価されているヘッドスピード調節ダイヤル搭載の商品を進化させたアイテムとして、注目を集めています。

調節できるヘッドスピードの範囲が、10m/s~50m/sとかなり幅広いので、女性やシニア、ジュニアでも、自分のヘッドスピードを考慮しながら、設定して使えます。ダイヤル調整ができないものだと、無理に音を鳴らそうとして、力が入ってしまうことも多いのですが、この商品なら、そんな心配はありません。

最初に30m/sという女性の一般的なヘッドスピードに設定して、振ってみたのですが、インパクトゾーンはおろか、その手前でも音が鳴りません。短いこともあって、ゆったり振り過ぎているため、なかなか音が鳴らなかったようです。まずは、ウォーミングアップなので、20m/sくらいに設定して、ゆったりと振るところから始めてみました。

ゆったりと振っていることもあるのですが、理想的とされるインパクトを過ぎて、身体の左側でカチッと音が鳴り、フィニッシュ近くでも、もう1度、音が鳴ってくれました。音が鳴る位置は身体の左側と意識していることもあり、インパクトよりもフォロースルーに意識が向くので、すごくいい振りが出来ていると自分でも感じることができました。

音が鳴るヘッドスピードを細かく設定できるので、さまざまな練習が可能

ウォーミングアップもできたので、少しずつ、ダイヤルの数字を上げて、音が鳴るように意識しながら、スイングしていきました。平均ヘッドスピードとされる30m/sに設定すると、音が鳴るときと鳴らないときがあります。ビュンと振っても鳴らないので、不思議に思いながら、いろいろ調整してみると、どうやら、腕だけで振っていると、音が鳴らないことがわかりました。ダウンスイングでは、腕は遅れてくるくらいの意識で、下半身リードでしっかり振れているとちゃんと理想の左側で音がします。手打ちになると、ヘッドスピードは出ないんだということが良くわかりました。

また、ダウンスイングでタメを作る意識で、手首の角度なども意識して振るようにしたら、確実に良い所で音が鳴るようになりました。ただ、振っているだけでは、音が鳴らないことがわかり、すごくいい練習ができましたし、ヘッドスピードアップにもつながりそうです。

また、短いクラブになると、手だけで打つ傾向があるので、アプローチショットをイメージして、10m/sくらいの設定でも練習してみました。これを使うと、ちゃんと身体を使ったスイングを意識するようになるし、インパクトで止まってしまうスイングの悪いクセも矯正できて、短い距離も安定感のあるショットが出るようになりました。

長さは70センチと短いので、室内の素振りでも活用できます

反復練習の大切さはわかっているのですが、通常のクラブと同じ長さのものだと、使う場所が練習場やコースでのウォーミングアップに限定されてしまいます。でも「ダイヤスイングVS」は全長70センチと短いので、部屋の中でもスイング練習ができる点も、ポイントが高いです。思い立ったときにすぐに振れる、続けられることが上達への早道になると感じています。また、音が鳴るので、楽しみながら、身体の動きを確認できるのも、この練習器具の良い点だと思います。

いつでも、どこでも、スイング時の身体の動きをチェック。ナイスショットに導いてくれるこのアイテムを活用して、飛距離アップにもつなげたいと思います。

▼【商品ページ】ダイヤスイングVS