ゴルフ練習器具2022.12.27

飛距離アップを目指して下半身リードのスイングを習得!

もっと飛ばしたい! ゴルファーなら誰もが願っていることです。飛距離が伸びないのはいろいろな理由がありますが、一番代表的な原因は、身体が使えずに手打ちになっているパターン。飛距離アップのためには、下半身リードのスイングが不可欠なのですが、理屈ではわかっていても、その動きがなかなか身に着けられないとジレンマを感じていたのです。でも、そんな悩みを解決できる練習グッズを発見しました!

お腹部分に装着して腰の動くタイミングをチェックできるスグレモノ

見つけたのはウエスト部分に装着して使用する「ダイヤPROスイングベルト」。真ん中にとがった山のような形状がついていて、その部分がおへその前あたりにくるようにベルトをウエスト部分に巻きつけて使用するものです。

山の部分がとがっているので、どんな方向を向いているのか、確認しやすく、自分の身体がどんな順番で動いているのか、意識しながら使ってみました。まず、構えるときに、山をどこに持っていけばいいのか少し戸惑ったので、このグッズの考案者である植村啓太ツアープロコーチによる説明動画を見て、確認しながら、使ってみました。

アドレス時は山部分を挟み込むように構えます。これ、前傾姿勢が上手く取れていないと、挟み込めないので、アドレスチェックにも役立つと感じました。身体と腕の距離感大事です。続いて、テークバック。これは山を気にしないであげていいそうなので、スッと上げてみました。問題はこのあと! 何も意識せずにスイングしてみると、手が山の部分に当たってしまいました。まさに手打ちの証拠です。

今度はおへそ向き、つまり、山を意識しながら、そこを飛球線方向に先に向けていく意識で、振り下ろしたところ、手は山に当たらずに、クラブをスムーズに下ろすことができ、そのまま自然に振り切れました。続いて、トップオブスイングで山が向いている方向もチェックしたいと、1度、トップでスイングを止めて、山の向きをチェック。45~60度ならOKとのことでしたが、これはクリアしていました。山の向きは見やすいので、実際に目でみて、トップでの腰の動きがチェックできるのはありがたいです。

その後、インパクトまで腕は身体の右側に置く、下半身を動かしてから、腕を振り下ろしていくという点を意識して、何球も打っていくと、だんだんボールの強さが変わってきました。飛距離が伸びている感じです。

腕の動きも確認できるのでスイング軌道修正にも役立つ

ベルトを装着して打つ前は、手打ち気味だったので、クラブが外から下りてくる、いわゆるカット打ちによるスライスも多く出てしまっていたのですが、腕よりも腰を先に。。。と意識すると、腕自体も自然とインサイドから下りてくるようになって、スライスのミスも出なくなりました。下半身リードの大切さを実感です。

また、飛距離アップには体重移動という意識はあったのですが、自己流の練習で体重移動を意識すると、膝が流れてしまう、いわゆるスエーが起きやすく、逆にヘッドが安定しなくなることも多かったので、変に体重移動は意識しないほうがいいと思い込んでいました。だから、飛ばなかったんです。おへその向きを意識して打っていれば、スエーすることもなく、自然に体重移動ができました。意識しないで体重移動だけすると、クラブの軌道も乱れていたようで、山に腕が当たってしまったので、すごくわかりやすかったです。

ベルトをはずした後も、クラブを振る、ボールに当てるという意識よりは、前傾姿勢を保ったまま、おへその向きに注意してスイングするという意識に変わり、安定感のあるショットが打てるようになりました。意識しなかったときは、インパクトで上半身が浮くミスも起きやすかったのですが、それもなくなってきて、これなら、コースでもナイスショットが期待できそうです。

「ダイヤPRO AIの手」と同様、練習器具にはこだわりを持っている片山晋呉プロが監修!

このアイテムは、先月紹介したクラブのフェース面の動きを手元で確認できる練習器具「ダイヤPRO AIの手」と同様に、説明動画にも出演している植村啓太ツアープロコーチが考案し、永久シード保持の片山晋呉プロが監修しています。2つの練習器具を合わせて使用することもでき、腰の動かし方とスイング軌道の両方を一緒にチェックすれば、より理想的なスイングが身に付きそうです。

寒さに負けて、なかなかラウンドに行く気になれないのですが、これらのアイテムを使って、インドアの施設や暖房を完備した打ちっぱなし練習場で練習を重ね、暖かくなったら、見違えるようなスイングを身に着けたいと思わせてくれました。来春に向けて、着々と、準備を進めたいと思います。目指せ飛距離アップ!

▼【商品ページ】ダイヤPRO スイングベルト