ゴルフ練習器具2022.11.28

ゴルフクラブのフェース面を意識した練習で理想のスイング軌道を手に入れる

最近は計測器の進化で、ショット時のフェースの入り方などもデータとして確認することができます。自分のショットデータを取ると、クラブの軌道がアウトサイドから入ってきて、フェースが閉じた状態でボールをとらえていることが判明。ここ一番で左に引っかけやすい原因になっていると判明しました。これを修正するには、常にフェースの向きを意識しながらショットすることが大切。でも、クラブヘッドは遠いところにあるし、ショット時のフェース向きは、そう簡単に確認できません。そんな悩みを解決してくれる、フェース面を意識しやすいグッズを発見しました。これを使って繰り返し練習することで、理想的なスイング軌道が身に付きそうです。

表と裏、色の異なる大きな手のひら型でフェースの動きを確認

 

グリップ部分に取り付けるだけでフェースの動きをチェックできる練習器具「ダイヤPRO AIの手」。硬いスポンジで作られた大きな手のひらは、昔よく車の窓に吸盤でくっつけられていたアクセサリーのようで(80年代の話ですいません)、パッと見はゴルフの練習器具には見えません。

でも、すごく合理的で、手のひらがクラブフェースと平行になるように、グリップの先端部に取り付けるだけで、手のひら=クラブフェースとなり、どの方向を向いているのか、手元でチェックしやすくなっているんです。取り付け方も簡単で、クリップ部分でグリップを挟みこんだら、ベルトを巻き付けるので、しっかり固定されて、ショットしてもグラグラしません。

右利きの人が取り付けた場合、左側の面は青、右側の面がピンクになります。ダウンスイング時のフェースの向きをチェックしたい時は、クラブが腰より低い位置に来た時に青い面がボールの方向を向いているかを確認。向いていれば、理想的な動き方をしているので、インパクトでボールにクラブが入りやすくなります。

青い面が上を向く=手のひらが開いた状態でスイングしていると、手首で切り替えそうという意識が働き、手打ちになったり、方向性や弾道がバラつきやすくなるそうです。

また、使い方説明にはこんな風に書いてあります。
「インパクトまでピンクの面が見えるようにスイング練習することで頭が残り、正しい重心で安定したスイングになります。青い面がみえてしまうとすくい打ちになっていることが分かります。ハンドファーストを意識した練習ができます」

なるほど! と思い、実際に打ってみたのですが、それを確認しようとする意識だけで、しっかり頭が残るようになって、安定したショットが打てるようになりました。意識って大事と、実感しました。

練習器具にはこだわりを持っている片山晋呉プロ監修!

こちらのアイテムは、アドバイザリースタッフの植村啓太ツアープロコーチが考案し、永久シード保持の片山晋呉プロが監修したといいます。片山プロは、さまざまな練習器具を試していることでも知られており、より実戦に役立つものを見抜く力がある印象です。

ですので、このアイテムも、効率的に理想的なスイング軌道に導いてくれそうな予感がします。また、ちょっとユニークな形状、ならびに「AI(あい)の手」というネーミング。まるでAIで管理しているかのように、実戦的な練習ができるから、そう名付けられたのかな?と勝手に妄想してしまいました。

軽くてコンパクトだから、持ち運びにも困らない!

練習場で、このアイテムをクラブに装着して、実際に球を打っていると、常にフェース面を意識して振るようになるので、本当にショットが安定してきました。ただ、コースではつけたまま打つわけにはいかないので、ある程度、練習したら、取り外して、打ってみたのですが、同じように振れている影響でしょう、方向性も弾道も安定したショットが打てるようになりました。このクラブの動き、忘れないようにすれば、スコアアップに直結しそうです。色もポップなので、楽しんで練習できるのもポイントが高いです。

これから寒くなってくると、屋外の練習場での練習にも足が遠のきがち。最近は都心部にインドア練習場が増えてきていますが、冬の間はそのうちの一つに通う予定でいます。

そこは、ゴルフクラブもシューズも、最新モデルが無料レンタルとして用意されているので、クラブを持っていかないでも、仕事のついでにふらりと立ち寄れるのが魅力です。そこに行くときにも、「ダイヤPRO AIの手」を持っていく予定です。すごく、軽くてコンパクトなので、いつも資料を入れて持ち歩く、A4サイズのバッグにサクッと入ってくれるので、どこにでも持っていけます。引きこもりがちな冬、暖かなインドア施設に足を運んで、理想のスイング軌道を習得できるように、練習したいと思います。

▼【商品ページ】ダイヤPRO AIの手