ゴルフ練習器具2022.09.29

スイングリズムを整えてくれる少し重めの練習器具

ドライバーショット、少しでも飛ばしたいからと、力んでしまったり、いつものリズムで打たなかったり、プロみたいにどこにも力が入っていないようなスイングに憧れているのに、何だか打ち急いでしまって、結局、ミスを誘発。そんな悩みを抱えている人は少なくないみたいですね。ゆったりとしたリズムで、体感を使ったスイングを身に着けたいという人に、ぜひ使ってみて欲しい練習器具を見つけました。45インチと標準的なドライバーの長さで510gと少し重め。コレを振ることで、タメを意識しながら、常にゆったりリズムで打てるようになり、自然にスイングリズムが整います。

腕だけでは振り切れないので、体幹を使って、振るようになります

「ダイヤスイングプロツアー」は、45インチと一般的なドライバーの長さの練習グッズ。重さは510gあり、一般的な男性用ドライバーが300g前後なので、それと比較しても、かなり重めです。さらに、スイングバランスはD5相当とのことで、重さもバランスも重~いグッズです。

こんな重いもの、振れるのかな? というのが、最初に手にしたときの印象です。とにかく、重いので、手だけヒョイっと上げるなんてことは出来ません。体幹を意識しながら、上半身の捻りで上げていかないと、バックスイングが取れないのです。何とかトップまで上げたあと、切り返して、ダウンスイング、インパクト、フォロースルーにかけても、ビュンと速く動かそうとしても、動かないので、自然にリズムはゆったりになります。

今までの短めの練習器具と同様に、インパクトで音がなるというものなのですが、重さと長さに振り回されているせいか、どうやっても、右腰のあたりで「カシャ」と音がしてしまいます。これはもうお手上げ??と思っていたのですが、振るというよりは、ダウンスイングでは右ひじを身体に引きつけるように意識して、そのあとはインパクトに向かって、しっかり力を入れるようにしてみると、やっと理想的な場所で「カシャ!」を聞くことができました。

ラウンド前のウォーミングアップにもおススメです

また、よく女子ツアープロが試合のときにやっているような切り返しからダウンスイングにかけてのクラブをどう動かしていくかをチェックするような動きも、素振りの中に取り入れるようになりました。ダウンスイングを意識しないと振り切れないからなんです。

説明書に従って、右方向に向かって15回、難しかったけど、左方向にも振ってみました。重さもあって、かなり良いトレーニングになっている印象です。一通り、振った後に、ドライバーを持って、同じような動きを意識して球を打ってみると、ヘッドを走らせる動きが出来ているようで、すごくいい弾道で球が飛び出しました。

トップからダウンスイングへの切り返しのリズムが速くなったり、手だけでクラブを振り下ろそうとしたり、変な所に力が入るなどの悪癖も、「ダイヤスイングプロツアー」を振ることで、修正できると感じました。

長さがドライバーと同じということで、キャディバッグにも入れやすく、練習場でもゴルフ場でも使いやすいのも特徴です。練習場ではもちろんですが、ラウンド前のウォーミングアップでリズムを整えるのにも、最適なアイテムだと思います。

また、ランチタイムの休憩で、すっかり身体が固まってしまって、午後イチのショットはミスが出やすいのですが、しっかり振っておけば、身体もほぐれて、ミスも防げそうです。

以前は野球のバットの長いタイプのものを、ラウンド前に振って、身体をほぐしながら温めていたのですが、「ダイヤスイングプロツアー」のほうが適度なしなりも感じられて、身体に巻きつけるようなスイングがしやすく感じます。キャディバッグが少し重くなってしまいますが、ナイスショットのためと思えば、重さもなんのそのです(笑)

これから寒くなってくると、どんどん身体が縮こまって、飛距離も落ちてきてしまいます。トレーニングとウォーミングアップ、双方に使える「ダイヤプロツアー」を活用して、飛距離を落とさずに、プレーを楽しみたいと思います。

▼【商品ページ】ダイヤスイングプロツアー