Product Designer
RYOTA M.
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便利でスマートな
連結ハンガーは
「Francfranc」でも人気

部屋干しする機会が増えた今、連結ハンガーはお洗濯の必須アイテム。ダイヤでもこれまでにない「ワンタッチハンガー8連」をプロデュースし、インテリアショップでも人気となっています。デザインも使い勝手もスマートなアイテムの随所に、ものづくりのスピリットが光っています。

商品が生まれるきっかけ

大気汚染やゲリラ豪雨の問題、共働き世帯の増加が影響し、晴れた日にも部屋干しをする家庭が増えています。限られたスペースで効率よく洗濯物を干せる連結ハンガーのニーズが高まっていることを受けて、ダイヤでもこれまでにないアイテムをプロデュースすることになりました。

ユーザーの不満に
一つひとつ向き合う

部屋干し派家庭の所有率4割、
連結ハンガーをもっと便利に

部屋干しをする家庭での所有率が高い連結タイプのハンガー。多くの人が愛用していますが、既存品をリサーチするとユーザーから不満の声が聞こえてきました。そこで、まずは既存品の不便な点を洗い出し、一つひとつ改善策を考えました。

竿下約14㎝の薄型で、
長い丈の服も難なく干せる

問題として挙がったのは、長い服を干すと下に付いてしまうこと。集合住宅では物干竿が低い位置にしか掛けられないこともあり、ロング丈の服を干すと床に触れてしまいます。そこで、竿下の長さを約14㎝と短く設計し、長い洋服も干せるようにしました。また、小柄な方だと物干竿まで手が届きにくい場合もあるので、背伸びグリップを付けました。これはダイヤの角ハンガーで好評だった機能を応用させたものです。

試作を繰り返した
画期的な解除ボタン

小さな不満も
毎日だと大きな家事ストレスに

既存品を見るとアームのロック解除ボタンがハンガーの下部分に付いているものがよくありますが、力学的にそのほうが作りやすいからです。しかし、その構造だと洗濯物を干したままロック解除ボタンが押しづらいですし、乾いた洗濯を取り込みづらいという不満にもつながります。小さな不満でも毎日となるとストレスを感じますよね。

使いやすさを追求した
ロック&フリーアーム機構

開発の際、このロック解除ボタンをハンガーの上部分に付け、パチンと押すだけでアームを折りたためるロック&フリーアーム機構にこだわりました。発砲スチロールで仮の機構を作り、試作、調整、再チャレンジを繰り返して、機構の基本形態が出来上がり、微調整をして完成させました。

苦労した点、こだわった点

苦労した点

ロック解除ボタンをハンガーの上部分に取り付け、片手でパチンと押すだけでアームが折りたためるロック&フリーアーム機構を完成させるまでに苦労しました。この機構により洋服の襟を伸ばさず干せ、乾いた後は洗濯物をするりと取り込めます。ものづくりにこだわるダイヤだからこそできたアイテムです。

こだわった点

ダイヤらしい「アイデアと人に優しい機能」をしっかり追求しつつデザインにもこだわりました。その結果、「Francfranc」のPB商品に採用され、そちらでは定番のブルー以外にいくつかのカラーを揃えています。スマートなフォルムと使いやすさが大好評で、おしゃれな連結ハンガーとして市場で評価されています。

使い方のコツ

カゴの中へポンポン取り込む

ロック解除ボタンを押せばアームが簡単に下がるので、洗濯カゴの中にポンポン洗濯物を取り込めます。干す時も、下がったアームに服を通すので襟が伸びません。使わない時はスリムにたたんで収納できます。

タートルネックやロング丈も

竿下が約14㎝のスリム設計なので、ロング丈のワンピースも干すことができます。アームを下げればタートルネックも首もとを伸ばさず通すことができます。アームの間隔は5㎝幅で、通気性が良く洗濯物がしっかり乾きます。

Product Designer
RYOTA M.
以前は精密機器関連の企業に勤めていました。アイデアを活かしたものづくりに興味があり、当社に転職したのですが、機構を考える際、前職での経験が役立っています。機械と家庭用品は関連性がないように思えますが、理にかなった構造を考える上で参考になります。自分で発想したものが生活を便利にする商品になる仕事はやりがいを感じます。