寒くなる季節、ふかふかの羽毛布団を出したものの「乾燥機にかけても大丈夫？」「ぺたんこになったらどうしよう」と迷う人も多いのではないでしょうか。コインランドリーの大型乾燥機や家庭用ドラム式など、今では羽毛布団を乾燥できる環境が整ってきましたが、正しい方法を知らないとふんわり感が損なわれることも。本コラムでは、羽毛布団を乾燥機でふっくら仕上げるためのポイントや注意点を紹介。手軽にできるメンテナンスのコツを知って、冬の眠りをもっと快適に整えましょう。
羽毛布団はコインランドリーで洗濯・乾燥できる？
多くの羽毛布団はコインランドリーで洗濯や乾燥が可能です。ただし、素材や洗い方に注意が必要です。
表地が綿やポリエステルでキルティング加工されているものは洗えるケースが多いですが、シルクやウール混などのデリケート素材はクリーニング店に任せましょう。
また、「水洗い不可」「タンブル乾燥禁止」と表示がある場合はコインランドリーでの利用を避けてください。高温に弱い素材や縫製の弱い布団は、乾燥機の熱でダメージを受けることがあります。
羽毛布団の洗濯方法｜大型洗濯機でやさしく洗う
羽毛布団は厚みがあるため、コインランドリーの大型洗濯機で洗うのが最適です。
洗濯前に軽くほこりを払って丸めるように畳み、中性洗剤を使用します。強い洗剤や漂白剤は羽毛を傷める原因になるため避けましょう。
洗濯コースは「布団コース」または「デリケートコース」を選び、20～40℃のぬるま湯でやさしく洗います。脱水は短めに設定すると、羽毛の片寄りを防げます。
羽毛布団の乾燥機の使い方｜ふわふわに仕上げるコツ
乾燥はコインランドリーの大型乾燥機を利用しましょう。途中で数回取り出して向きを変えると、熱が全体に均一に行き渡ります。
温度は60℃以下が目安。高温にしすぎると羽毛の油分が失われてボリュームが減る場合があるため注意が必要です。乾燥後は内部までしっかり乾いているか確認し、生乾きの場合は短時間の追加乾燥を行いましょう。
洗濯ネットを使ってより安心に洗う
フランドリー・まとめて洗える特大ネット70
シングルサイズの掛け布団やタオル類をまとめて洗える特大サイズ。じゃばら構造で使用後は約14cmまでスリム収納可能です。
フランドリー・やさしく洗う特大ネット角
ダブルサイズの掛け布団も入る角型ネット。細かいメッシュで糸くずの侵入を防ぎ、布団をやさしく守ります。
どちらのネットも**高温モード対応（160℃耐熱樹脂ファスナー採用）**で、乾燥機使用時も安心。
※ダイヤ株式会社調べ（スライダー引手ねじり強度試験による。従来品比 約2.5倍の耐久性）
コインランドリーでの温度・時間・料金の目安
-
洗濯料金：500～800円前後
-
乾燥料金：600～1,000円前後
-
乾燥時間：40～60分（厚みや機器による）
温度設定が細かくできない場合は、30分ごとに状態を確認して調整するのがおすすめです。
「布団専用コース」や「低温コース」がある店舗では、必ずそちらを利用しましょう。
羽毛布団を長持ちさせる乾燥・保管方法
乾燥後はしっかり冷ましてから、通気性の良い袋に入れて保管します。
密閉しすぎると湿気がこもり、羽毛が傷む原因になるため注意が必要です。
直射日光や高温多湿を避け、押し入れなどの風通しの良い場所で保管しましょう。
定期的に日陰干しを行うことで、カビや臭いの発生も防げます。
まとめ｜正しい洗濯と乾燥機の使い方で羽毛布団を長持ちさせよう
羽毛布団はコインランドリーで洗濯・乾燥することで、清潔さとふわふわな仕上がりを両立できます。
ただし、素材・温度・乾燥時間などのポイントを守ることが大切です。
正しいケアを続けることで、羽毛布団は長持ちし、快適な睡眠環境を保つことができます。
