実は、洗濯物の「干し方」には地域性があることをご存じですか?
寒冷地・湿気の多い地域・風が強く天気が変わりやすい地域など、それぞれの気候や住環境によって、使いやすい干し方や使いたいアイテムも違ってきます。ここでは、地域に合った洗濯スタイルと、おすすめのアイテムをご紹介します。
寒冷地では「室内干し&乾燥機」のW活用が鍵!
北海道や東北などの寒冷地では、冬の外干しが現実的でないため、室内干しが基本。
ポイントは、暖房のある部屋で干し、風通しを確保すること。除湿機やサーキュレーターの併用で効率よく乾かせます。
さらに、乾燥機を使うなら、フィルターの掃除はこまめに。ホコリがたまっていると、風の通りが悪くなって乾燥に時間がかかってしまいます。そのぶん電気を多く使ってしまうので、使用前にフィルターをこまめに掃除しておくことで、乾燥効率がアップし、電気代の節約にもつながります。
湿気が多い地域は「換気×浴室乾燥」でにおい対策
梅雨の時期が長い九州や日本海側の地域では、湿気による乾きにくさや生乾き臭が悩みのタネ。
そんなときは、サンルームや浴室乾燥機を活用し、空気の流れを意識した干し方を心がけましょう。
洗濯物の間隔を広く取る、扇風機で風を当てるなどの工夫で、においの元になる湿気を撃退できます。
急な雨や強風の多い地域では「室内干し+省スペース」が味方!
関西や関東沿岸部などでは、天気が変わりやすく、外干しのタイミングが難しいことも。
そこで便利なのが、天井や壁を活かした室内干しグッズ。
吊るすだけの傘型ハンガーや、ドア上のハンガーラックなど、狭いスペースでも大活躍します。
とくに関西圏ではベランダが狭めな住宅も多く、コンパクトでも一気に干せるパラソル型ハンガーが人気です。
賃貸住まいでも工夫次第で快適に!
スペースが限られる賃貸住宅では、壁付けの折りたたみ物干しや、窓枠・ドアに取り付けられるハンガーラックが強い味方。
「縦の空間を使う」ことで、狭い部屋でも効率よく干すことができます。
迷ったらコレ!洗濯上手のマストアイテム(ダイヤ編)
洗濯って、ちょっとした工夫でぐっとラクになるもの。
今回は、狭い空間やおしゃれ着、小物の干しにぴったりな便利グッズを3つご紹介します。
1. フランドリー・窓枠物干し
特徴:カーテンを閉めながら干せる、新発想の室内物干し。
🔸おすすめポイント:
・洗濯物がカーテンに触れない距離設計
・厚さ18mm~38mmの窓枠やドア枠に対応
・2個使えば物干し竿も設置可能
2. フランドリー・平干しネットお風呂用
特徴:広げて置くだけ、浴槽が“平干しスペース”に早変わり。
🔸おすすめポイント:
・滑り止め付きで安定感◎
・並べて使えばロング丈もOK
・使用後はくるっと丸めてコンパクト収納
3. ちょい足しピンチ・neo
特徴:ダイヤ「干し分け角ハンガーneo」シリーズ対応!「あと1本干したい」に応える、ちょい足し名人。
🔸おすすめポイント:
・角ハンガーに後から足せるフック付きピンチ
・直径約2.5cmまでのバーやポールに取り付けOK
・シンプルな形ながら“あとちょっと”を叶える便利さ
まとめ:暮らしに合った“干し方”で、洗濯をもっと快適に
地域の気候や住まいの条件に合わせて、洗濯物の干し方や道具を工夫すれば、毎日の家事がぐっとラクに、快適になります。自分にぴったりの干し方を見つけて、今日からストレスフリーな洗濯習慣を始めましょう。